泥まみれとか。

アロハシャツが欲しいなあ。うんざりする位に赤い奴。もしくは青色の。高い奴はなんでこんなにするの?って位高いけどなんでだろ。

スキルを得るために一生懸命働くことを「泥のように働く」と言っていいのかどうか…。元々の話は「最初の十年は泥のように働いてもらい、次の十年は徹底的に勉強してもらう」って事だったと思うけど。


元々の話にしたって、結局「最近の若い奴は根性が無い」って話でしょ?恐らく、二、三十年前にも彼らも同じ事を言われていたはず。


悟りを得る為に苦行することはあるかもしれないけど、苦行することで悟りを得られるとは限らない。目的と手段が逆転しているように思える。必要なのは理屈にかなったトレーニングと実践でしょう。無我夢中で、気がついたら泥まみだったということはあるかもしれない。「泥まみれになる」ことと「泥まみれにされる」(もしくは、泥まみれになることを促される)のは随分隔たりがある。
美談として「泥にまみれたから今の俺がいるんだぜ!」っていうのはアリかもしれないけど、武勇伝を聞かされる立場にもなって貰いたい所。


一ワーカーの立場として「泥のように働け」を言い直すとしたら、「夢中になれ」って所じゃないかな。伊藤忠の社長の発言の意を汲むなら、今手にしている仕事以外でも、ということだと思う。
ナナロク世代としては、この先結婚やら子育てやら考えると現在のギャラやら今後本格的に来そうなITデフレやら心配事が多くて集中できないからなあ。夢中になれるのは今のうちじゃん、と。
# 個人的にはハタチ過ぎてからじゃ遅いと思っているけど。


経営者同士の話し合いなら「若い人には泥にまみれてもらう」でも良いと思うけど、先達がこれからの人にアドバイスするなら、「今までこういうことをしてきたけど、それが面白かった」とかそういう事のほうが有益だと思う。ん?これってやっぱり武勇伝?