超音波とか。

学生時代、全国高専生プログラムコンテストで似たようなものを持っていった。反響音じゃなくて、直接音だけど。
競技部門で目隠しした人物をコンピュータでナビして出口まで連れて行く…という競技だったんだけど。
フィールドの二箇所に設置したスピーカーから超音波を発信して、その到達時間の差で場所を定位するという機械を持っていった。あれ?全然違う装置?
ハードはその時指導してくれた教官が作ったんだけど、実は結構凄くね?とか今更ながら思ってしまうわけで。プログラムの方は三角関数だけの、大したプログラムじゃないんだけど。


結果は惨敗ですね。競技の趣旨としては、フィールドは正確に正方形の升目で区切られていて、その交点にポールが立っているんですわ。そのポールを手探りにして進めばいいみたいで…内容の読み違いということですな。
いかにいい技術を持っていても、要求をきちんと消化しなければ意味が無いということで。


で、スピーカーって奴には再生周波数っていうのがあって、大概のものは20kHzを境に特性が急激に落ちるんですわ。この数字は人間の可聴限界で、さらに言えばCDの再生周波数ですな。これ以上の高音は録音されないし、量子化誤差(だっけ?)によるノイズが多分に含まれるからプレイヤー側でローパスフィルタをかませていた…筈。
超音波を出せるスピーカーなんてそんなにあるもんかねえ…と思って調べてみたところ、最近ではこんなものがあるらしいです。

可聴域の音声を超音波で変調させると指向性を得られるんだそうで。理屈が分からなくて俄かに信じがたいけど、これはちょっと面白そう。


会社の休憩所でモンハンの話をしている人たちがいた。はやってんなー。

ITエンジニアはgoogleみたいなところでクリエイティブなお仕事をする上層階級と、多少かじった程度の専門知識で出来ちゃう下層階級があるわけですよ。そのあたりは作業の上流工程、下流工程とはあんまり関係ないかなと思っている。強いて言えば、どういうサービスを作ろうかというアイデアと、それを実現する術を持っている人が上層じゃないかな。
でも、企業が必要としているのは主に下層側の人で。受注した内容を正確に把握して、正確にリリースできる人材が求められているわけですな。正確なリリースのためには”出来る人”への一極集中を防がなければいけないから、作業分担していくわけだけど、その個々の作業で必要な知識ってかなり限定的だから実はそんなにコンピューティングに詳しくなくてもなんとかなっちゃう。広くて深い知識なんて、実は要らないんですな。その辺りが、最近の企業が”コミュニケーション能力”を重視する理由であって。
10年木を見て森を見ない仕事をしていても、その先で森を見れるようになるとは思えないんですよねえ。もっとも、全員が全員森を見れるようにはなれないと思うけど。それでも、企業側も森を見てアイデアを出していける人物をもっと大切にした方がいいと思うんだけどね。
それにしても、泥のように働く、って表現どうよ。せめて、「泥まみれになって働く」と言ってほしかったなあ。


夜からは飲みで六本木に。

焼肉屋に行ったのに、一番先に注文されたのが内臓系でえーっと思ったけど。実際に食ってみて「何これウマッ!」って口にしちゃいましたよ。そもそも内臓ってハラミ以外はそんなに好きじゃなかったのに、脅威の旨さだった。
楽団の連中に教えてやりたいけど、値段もハンパなさそうだからなー。