土曜日。

会社の人とエコーバレースキー場に。
朝6時に相模湖で待ち合わせる。丁度日の出の時間で山の陵線が朱に染まって綺麗。やっぱ山のある風景はいいなあ。
何だかんだで6時半に相模湖を出て9時着。関越と違って楽だわぁ。
今回、ボードかスキーか迷ったが、壁と呼ばれるコースがあることでスキーに。メンツの一人がウェアも無いと言うので初心者だとばかり思っていた。その人とボード練習しとくのもいいかなあと思っていたが、結構滑れるので、ボードにしたら俺が足手まといになるとこだった。危ない危ない。


スキー場は曰く、全国でも珍しい谷間のスキー場とのことで、メインロッジから見て右手奥はかなり広がりがある。陵線から滑り出すので、スタート直後は結構急だが、平均的にはわりと緩やか。コースごとの違いはあんまりないかも。
雪質は、気温から緩んでいるんじゃないかと思っていたが、良く締まった状態で一日続いていた。カービング(推定)でガンガン飛ばせる。一緒に行ったボーダーがアルペンライダーが多いなあと言っていたけど、確かにガンガン飛ばすボーダーが多かった。後で調べた情報によると、このスキー場はボーダーのレベルが高いらしい。スキーヤーもかなりレベルが高い人が多かった。ひとりでガンガン滑っていたが、次行くときはもっと観察しよう。というか、観察でもしながら休まないと、ふくらはぎがパンパンに筋肉痛になるw
ゲレ食は狭いから、物凄く混みそうと言っていたけど意外にそうでもなかった。みんなどこに行っているのか。


レンタルで借りた板は、Fischer '03 SCENEO A150とかいう板。160-111-78-93-?とかだったかな?Rは分からないけど、恐らく14m位。めっちゃバランスがいい板。飛ばしてOK、回ってOK、みたいな。滑っていて思ったけど、やっぱり一番最初に買う板はR14位の中庸な板にしたいな。その代わり、ツインチップとかがいいなあと思っている。せめて何らかの特色が欲しい。
で、あと上司の板も借りて試してみた。ROSSIGNOL E40の188cm。スペックは見つからなかったけど、topは100mm程度、Rは30〜40mくらいありそう。'00位に買われた、ということで恐らく旧型スキーとカービングスキーの移行型…みたいな板なんじゃないかと。旧型スキーに乗っている人は、「えー、カービングなんて初心者用の板じゃん?」…って人向けに売られたんじゃないかなーなんて想像。上司もそんな感じ。カービング勧めても、あんまり興味無さそうだった。


大回りの板に乗るのは実は初めて。さらに、188cmなんて長尺に乗るのも初めて。スケーティングで板踏まないようにするのにかなり気を使いましたw
中級コースで何本か滑ったけど、まずリフトを降りるときに(あぁ、曲がりにくいなあ)と。滑り出して、カービングスキーと同様に曲がろうとしたら谷側の足がついてこないで…敢え無く転倒。以前Sとお尻から落ちるなんて有り得ないよなあなんて話していたけど、板が左右にバラけたせいでやっちまいました。オープンスタンスだと板がばらけて怖いので、クローズ気味にすると楽だった。クラシックな乗り方はクラシックな板のためにあるんだなあと理解。乗ってるときは気付かなかったけど、クラシックな乗り方するならターン時は平均加重じゃないらしいんだよなあ。実践しとけばよかった。
その後も何本か滑ったけど、板の旋回するままに任せた大回りは、驚くほど長いターン弧になる。カービング板なら超超大回り…つか、殆ど直滑降だなあ。これはすっごく楽。スピードを上げても全然挙動が怪しくならない。むしろ、スピードを上げていかないと乗れないなあと。スピードの乗らない中回り(カービング板なら大回りのレベル)ではナーバスな雰囲気。乗りこなすためには、結構技量が必要だと思う。平均的なカービング板しか乗ってない自分にとってはかなり癖のある板のように思えたけど、今回みたいに空いているスキー場では物凄く面白い板かも。


そういや、Sとスキー初心者がプルークやるのに、長尺使うとエッジ面が多いから楽じゃね?という話をしていた。プルークはやんなかったけど、確かにエッジが凄く効く感じがした。でも、あの取り回し難さはやっぱり初心者をスキー場から遠ざけそうだなあ。
確かに、初心者は短ければ短いほど楽っちゅう意見もわからなくもない。ただ、某ページによると初心者にショートスキーをやらせると、初めが楽だとそればっかり乗っちゃうから、エッジを使ったカービングターンが出来ないままになってしまう…との事。ショートでもカービングターンはあるけど、恐らく感覚掴むのが難しいんだろうなと。で、技術展開が頭打ちになるから段々飽きてしまうと。
初心者のうちにカービングじゃない板(クラシックやショート)を手に入れると、固執するせいで醍醐味が分かる前に飽きる可能性が高い…とのことだけど、うーん。有り得ると思う。
なんていいながら、自分もmy板を手に入れちゃうとそれに固執しだすかもw


レンタルのカービングに戻してから壁にレッツチャレンジ。流石に長尺で降りきれる自信はなかったw
壁、と言っても圧雪状態だから全然滑りやすかった。ボーダーもバンバン滑っていた。自分が期待していたのは、キロロの様な壁。つまり、阿鼻叫喚の壁ですよ。
まあまあ面白かったけど自分の技術でもなんとかなってしまうことが分かったので、結局2本しか滑らなかった。
旗門競技用のコースがあったけど、結局チャレンジしなかった。というか、ゲレンデ右手奥にも別の旗門競技用コースがあったので、そこに行くつもりだったのだが貸切になってしまっていた。
代わりに、ビデオ撮影をお願いする。あとで確認したら逆光で殆ど写ってなかった。くすん。撮影者のところで止まってしまったけど、もっと下まで降りるんだったなあ。あと、デジカメのビデオはガサガサで良くない。来年はビデオカメラを買おう。


4時前くらいに撤収。温泉に浸かって、アイスを食って、天そばを食べてまったり。中央道はガラガラで、9時には帰宅できました。いやあ、やっぱ長野いいです。万事この調子なら、関越方面行くことはないなあ。