「陰陽師 夜光杯ノ巻」読了。

陰陽師 夜光杯ノ巻

陰陽師 夜光杯ノ巻

なんというか、本屋でたまたま小説の新刊を見ると「キタコレ!」って感じになりますな。といっても、新刊見て食付くのは陰陽師くらいというほど本は読まないほうですが。(笑


最新刊では趣向が変わって、晴明が鬼に向かって関節技を掛けて「折るぞ」「折れ」なんて応酬をするというような内容にはなっておりませんが、そこが安心して表紙買い出来る理由だろうなあ。旨いラーメン屋は飽きないラーメンを出す、みたいな。いや、たまに行くから美味しい店なのかは微妙なところか…。


とはいえども、今巻ではちょっと雰囲気が変わったかも、という気がしなくもなく。どの巻ではどうだったが、この巻ではこうだと言えるほど読んでないけど、「呪」に対するイメージが移ろいでるのかなあ。自分自身(読み手)の心境の変化かもしれないけど。こういうのも一種の呪かもなあ。ああ、あと経に対して興味があるのかなあと思ったよ。引用が二回くらいされてた。次は仏教ブームかな。