「猫語の教科書」読了。
- 作者: ポールギャリコ,Paul Gallico,灰島かり
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/12/01
- メディア: 文庫
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恐らく自分の飼い猫を主人公にした、私小説的エッセイというか。とはいえ、ギャレコらしいウィットの溢れる感じ。
主格が猫だと、そういや「ジェニイ」も読んだなという気がしてきた。細部と結末が思い出せない為、もう一度読みたい。
ギャレコは人間の醜い部分を描くのが上手いと思う。しかも、嫌悪感を招くような書き方ではなく、そういう部分も含めていとおしさを感じさせる様な書き方。