「シャングリ・ラ」読了。
- 作者: 池上永一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/09/23
- メディア: 単行本
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経済炭素の設定やその周辺は頭から尻尾まで上手く使われていたと思う。炭素指数やら。でも、経済炭素・実質炭素やらとマネーの関係が良く分からなかったなあ。負債引受銀行・資産引受銀行とか。物価は炭素指数にテキ面に反応しそうなのにその辺かなり省かれているし。まあでも、こういう架空の経済システムをそれらしく描くというのはなかなかですな。
でもまあ、少女ばかりというのがラノベ的かなあ。登場人物を少女にする必然性とか、ちょっとね。
*1:読んだことないけど。科学+オカルトな物を書く人かなーと思っている