蝿の王とか。

金土日で休みだったのに…。普通の人が一日でやる用事を三日がかりで済ます、みたいな…。


スタジオで超久しぶりにギターを弾かせてもらう。ピアノなんかも、コード弾きできるようになるときっと楽しいんだろうなあ。多分、C-Dur、F-Dur、G-Durの3コードとドからシまでのパワーコード(3rdを抜いた音)が弾ければ自分の弾きたい曲は結構カバーできるんじゃないかと思っているんだけど!もっとコード進行とか覚えたいなあ。



東のエデン」で引用されていたので、「ニューヨークの恋人」観た。
やっぱ、メグ・ライアンはキュートだわ。映画撮ったときで40とはおもえん。
あんまり高評価の映画ではないみたいだけど、自分的にはまあまあだったかな。エレベーターの発明家がタイムスリップしたせいでエレベーターがなくなるとか、君の未来は過去にあるんだとか。SF的にも。レオポルドが変人ってことで未来にあっけなく馴染んでいるとか、話のはしょり方も上手かった。
レオポルドがかっこいい。やっぱ白馬の王子様には勝てぬ。日本的なら暴れん坊将軍だな。あれだけ格好いいことを嫌味なくやってのけられたらクラっとくるなあ。でも、冒頭ではきみまろしてたからなw


題名のない音楽会の司会が佐渡裕になっていた。…って、去年からか。オープニングはキャンディード序曲か。吹奏楽で有名な曲、だっけ?
青島先生が出演されていて、ワルツを特集してた。ウィンナーワルツ特有のタメについてチラっと言及していたが、興味深かった。でもあとから色々調べてみると俗説の域なのかな。
J.シュトラウス2世は小学生の頃好きだったんだよなあ。多分、一番最初に買ったCDかも。その割にちゃんと聞いてないなあ。


弦練習飲み会に顔だけ出したつもりが、いつの間にかメンバーが入れ替わってアダルトコスモの会になっていたw
M君かねてよりお勧めの、西荻にあるキャロットというステーキ屋に行く。なんつうか、ミディアムという焼き加減を分かっている店だね。千円ちょいで腹いっぱい食えるのは嬉しいが、流石に夜中に行くと摂取カロリー的に心配だな。


前々から見たいと思っていた「蝿の王」を見た。原作読みたいと思っていたんだけど、多分キング的な怖さなんだろうなあ。映画で表現するのは大変そう。というか、淡々としてた。映画のスタンドバイミーくらい淡々としてる。映画のほうは描きたいものが違っていたのかも。そもそも原作がノーベル賞の決め手になった作品だから、単純なホラーやサスペンスじゃないんでしょうなあ。ラルフは理性的でジャック悪い奴、とか言ったらフルボッコされそうな勢い。善悪の二元論じゃないし(大人なら分かるよね?ラルフとジャックの間にあるのは「意見の相違」って奴だ)、戦争はこうして起きる、的な話でもないような気がする。豚の血で化粧することは野蛮で悪いことか?ほぼ全員がジャックの側に回っているのに非難するのは理性的でいいことか。
ともあれ、内容は酷く現代的ですなあ。ラルフも、もっと憎悪めいたことを言うキャラだったら面白かったのに。というか、そのくらいじゃないとジャックもあれだけ暴走した理由が付かないような。
まあでも、今の気分としては狩猟組に混ざりたいです。豚を殺せ!豚を殺せ!みたいな。