大晦日とか。

晦日だというのにまだ大掃除してます。つか、終わってないし。


本の在庫一掃大処分など。古本屋を四往復した。四、五千円くらいになったかな?
わーい、リフト代が出た〜orz
本の処分なんて身を切るような思いなのに、得られる対価はほんの僅か…という考えを今年こそ止めようと思っていたのについついため息が出てしまう。このまま人も呼べない部屋であり続けることの方が自分の為にならないと言い聞かせているのだが。


で、たっぷり時間があったはずなのに、たったの四往復かというと…やっぱりつい読みふけっちゃうわけですわ。キリン、サイコー。Point of No Return編ちょーサイコー!バイク乗りのバイブルとして謳われるだけある。というか、二十代前半に読んだ時と三十代になった今読むのと、なんか印象が違う感じがする。また十年したらどう思うのか。1,2,3巻だけでも残しておけばよかったと思う。


あと、一色登希彦のモーティヴもなかなか。バイク乗りの作家はバイクに乗ること自体を話に出来るけど、クルマ乗りがクルマに乗ること自体を話に出来るだろうか?出来たとしても、あんなに叙情的に語ることが出来るだろうか。…うん、試してみる価値は有るかも知れないな。


夜は狭山のスキー場に行こうと思っていたけど、急激に疲れを感じたので中止。東本昌平のSSを読みふける。あ、このマンガはクルマがテーマだったわ。
年越しそば作るつもりマンマンだったけど、夕方に食べたUFOのチーズカレー味がやたらもたれて、こいつが事実上の年越しそばとなってしまった。とほほ。


屠蘇散を求めて酒屋に行くと、みりんのおまけになっているよとの事なので意図せずみりんを買うはめにwまあ、みりんは結構使うからいいんだけど…でも安い方のみりんしかおいてないでやんの、チェ!


11時半から近所のお寺に除夜の鐘を突きに。餓鬼の頃から行きたいと思っていたけど、親がそういう仏教の行事に興味がない(というか、忌避している節がある)ので、初体験かな。ひょっとしたら、物心付く前に一度行ったかも知れない。
百八の煩悩とはいうけれど、お堂で鐘の音を聞いていると今年一年、女のことやギャラのことばっかり考えて生きていたなあと一人恥じる。まあ、来年も変わらないと思うけど。変われるなら、毎年除夜の鐘なんて突かないわけで。煩悩を捨て去ることは出来ないので、それとどう向きあいながらより善く生きていくか、なんだろうなあ。善く生きることが幸せであることではない、というか、私のように慾にまみれた人間にとっての幸せと背反してしまいそうだ。


というわけで、みなさん来年もよろしく。