草津温泉ツーリング

長野の友達と草津温泉に行って来た。


台風が来ていて朝から強めの雨。しかし、今回は雨天決行とのことなので最初から雨具完全装備状態でGo!


旅費を浮かせるため、今回は全部下道を走る行程を企てる。友人とは軽井沢で待ち合わせしているので、自宅を出発して所沢から飯能、本庄、富岡を経由して横川に出て、碓氷峠を走るルート。
ただ、朝から結構混雑していて、しかも前日に食ったCoCo壱カツカレー3辛+チーズケーキ2切れが効いて、所沢で時間を取ってしまう。時刻は8時。140km以上を3時間で走るのはちょっと無理だろうと判断して関越に乗る。


メーターバイザーのねじが片方なくなっていて、ガタガタしているからあとで直さないとなあ…なんて思いながら追い越しのためにスロットルを開けたらパコーン!といいながら外れて、メットのシールドを直撃して飛んでいった。危うくドーラおばさんのようになるところだった。
遅れること30分、軽井沢駅で無事合流。結構寒いんでホッカイロを購入した。


北軽井沢を抜けて草津温泉へ。晴れていれば万沢林道に行く予定だったが、雨の日にいくほどのマゾっ気は無かった。
お昼を十分回った時刻だったので、草津市内で食べ物屋を探すがなかなかいいのが見つからない。結局入った天ぷら屋で食った鳥丼がなかなか美味かったが名前控えるのを忘れてしまった。


草津温泉YHには2時半に着いたのだが、チェックインは4時からということなので熱の湯に入ってくる。白旗の湯は、何回か草津に行っているけど初めての様な…。西の河原とかは結構いくんだけど。
白旗の湯は湯畑のそばの共同浴場で、熱い湯船とさらに熱い湯船に別れている。銭湯で熱い風呂は慣れているつもりだったけど、より熱い湯船は相当熱い。というか、無理。片足入れて、もう片足入れるだけでヒャッって感じ。


ユースでは以前草津YHで泊まったときに知り合ったチームの人と、その知り合いの人、行きずりのライダーさんの5人で酒宴。ツーリングライダーが5人も集まると肴には事欠かさないわけで。特に、そのチームの人と知り合いの人はかの有名な桃岩荘YHで知り合った仲ということで、しかも愛とロマンの8時間コースを踏破しているということで、ああ、やっぱりなあ…というような人柄の人達でした。しかも、チームの人の友人氏は女性ながら広島から数ヶ月北海道をキャンプで放浪して、現在は帰っている途中ということでなかなかの方だなあと思った次第。
酒はYHの自販機で買える缶ビールを全て飲み干し、ワイン、日本酒と次々に空けていく。我々は酒屋で買った町田酒造・純米吟醸を持っていったが、久々に飲む吟醸酒はなかなか美味かった。


10時消灯ということなので、自分らが泊まっている部屋に移って宴会は続いた模様。続いた模様というのは、自分はシーツ引いて横になっていたらダウンしてしまったようで、最後まで付き合えなかったのが誠に残念。


翌日は台風一過の快晴だったため、急遽渋峠まで上がってみることに。現在自家用車で行ける中では国道最高標高地点。
空気が澄み切っていて、肉眼で富士山が見えるくらい。双眼鏡を使えば南アルプス槍ヶ岳の二つの頂がくっきり見える。折角だから渋峠を過ぎて、横手山へ上がるリフトを使い、頂上のヒュッテで焼いているパンを食べた。風船のようにふわふわで実に美味しい。


横手山で解散ということになり、自分は万座温泉から浅間山の東を通って軽井沢に。折角だからプラン通り下道を通って帰ることにする。
あんまり特筆することは無いけど、碓氷峠の新道を下って横川ドライブイン峠の釜飯を食って帰る。直接多摩に向かおうと思うとウネウネと国道県道を走る羽目になるので、GPSを使っているにも関わらず一度道を間違えた。GPSに入力したルートポイントは21箇所だったので、1回の間違いだけで着けただけでも実に快挙だと思う。ただ、本庄のあたりが激混みで結構疲れた。横手山から200km程、走行時間は8時間。一方軽井沢から高速を使えば3,000円掛かかっても所沢まで2時間位短縮できそう。うーん、ちょっと割にあわないかな。