「ゲームの名は誘拐」読了。

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

サクサク読めて没頭するもんだから、合宿の三日間で読みおわそうと思っていたのに行きの電車で殆ど読み終わっちゃった。しかも、あと2,30ページというところで河口湖に着いちゃったんで、駅構内で読みおわしちゃった。
なんというか…「これはひどいw」って感じですね。詳しいことは読んでない人の為に書けないんですが。いや、でもサスペンスとしてはかなりいいですね。読後はドライかなあと思ったんですが…。どんなロジカルな犯罪の陰には結局情念が入っているはず、というところを割り切ったかなと。
残念なのは理知的な女で登場したはずの樹里が読み進めると佐久間の言いなりで、結局駒なのかよと。もうちょっと活躍するシーンが欲しかったかなと。もう一人のプレイヤーであるはずの葛城ももうちょっと出番があればなあと。