雪崩

雪山によく遊びに行っていると、こういうニュースは堪える。
封鎖されていた林間コースを避けるためにはどうしても中級斜面を降りるしかなかった…という事情が汲めなくもないけど、それならなんで上のほうに行ったのかと突っ込まれるだろうなあ。レジャーゲレンデですらひとつの判断ミスで命を落としかねないなんて。
自分ならこんなミスを避けられるか…というと無理かも。年に数回のレジャースキーで行ったことのないコースに行ってみたいという欲を抑えられるか。リフトで上に上がる前にコースの封鎖状況をリアルタイムに把握できるか。ボーゲンで足がクタクタになった女子学生が中級斜面を見て「先生…ここ降りられないです…」と言った時でも敢えて中級斜面を滑らせられるか。
林間コースが封鎖されていることを知っていたら、行かなかった気がするんだよなあ。こういうとき、ITでなんとか解決出来ないか考えてしまうのがエンジニアの性というか。例えば、携帯電話にリフト運行・ゲレンデ情報・クーポン等を配信できないかとか。コースマップに2次元バーコードや空メールのアドレス載せておいて、そこのアドレスから登録すると一日限りで情報が配信されるとか。百万くらいで構築できそう。もっとも、情報の選択も、立ち入り禁止に入らないモラルもユーザー次第な訳だけど…。


(続報)

うーん…。場内放送で知っていたのかあ。雪面整備のためと勝手に解釈したっぽいけど、「雪崩の危険があるため進入禁止」と呼びかけていれば立ち入らなかったのかなあ。まあ、愚者(俺含む)はそれでも手前勝手な解釈するから意味がないかも。もし雪崩が起きていなかったとしても、初心者らに進入禁止でも判断次第で入って良いんだ、と教えることになるから悪い行為に間違いはないわけで。