12/5

実家の引越しを手伝うため、前日は宇都宮泊。今の家には5年程住んでいたわけだが、大部分の荷物は処分・搬送済みでガランとしていて流石に寂しい。
宇都宮には三十年近く縁故があったわけだが、ぷっつり途切れてしまうかと思うともっと寂しいものかと思っていたが、意外に実感が湧かないものだ。ちょっと遠くに旅行に出る感じ。出かけるまで慌しかったというのはあるが、引越しというのは実際そういうものなんだろう。
父と母、あと祖母と私で車に分乗して東北道から首都高、東名と抜けて小牧泊。首都高で祖母に「あれが東京タワー、あれが六本木ヒルズ」と説明しながら走った。祖母が東京に来ることはもう無いだろうなあと思うと、もっとあちこち見せて回りたい気持ちもしたが、仕方ないなあ。お昼は海老名でトンカツ御膳を食べるが、大変胃がもたれた。三十過ぎるとこういうときに年を実感するのが良くない。


祖母が、夕空に浮かぶ雲の隙間から差す光を差して、あれは田んぼじゃろか、池じゃろかなんて言っていると確かにそういう風に見えてくる。いいセンスだなあ。


GPSを持っていかなかったため、小牧市内でホテルを探すのに大いに迷う。夕食はおにぎりとカップラーメン。


小牧のホテルのそばにヤマダ電機があったので、フラゲできんもんかと寄ってみたが置いてなかった。