南の島とか。

金曜の晩から伊豆大島に行ってきた。
僕のホルンの先生が主催の合宿で、三泊三日(初日は船中泊)で飲んで食って泳ごうって趣旨の合宿で、楽器の練習もまあそこそこやりましたよ?


初日、いきなり遅刻…。仕事を終えてから荷物を取りに帰って、竹芝桟橋へ…と思っていたら八王子で車が踏切内で立ち往生とか。しかも、狙いすましたかのような夕立。でも、23区内はそんな気配すらなく、船の出港も予定通り。もっとも、離岸するまでに最初の杯は空いちゃっていたが。


仄明るくなってきた頃に大島に到着。酔いが醒めない茫とした頭で島の大地に立つ。宿に到着するなりバンガローで爆睡。
「泉の家」というところに泊めさせて頂いたのだが、ここの食事は実に美味しい。女将さん手焼きのパンが美味しくって、お店で並べてもいい位の味。魚も取れたてで切り方も分厚いし、バーベキューの肉も旨かったなあ。しかし、大島牛乳が無くなってしまっていたのがとても残念…。


合宿のメンバーは全員楽器が上手くって大恐縮。音大出ているような人たちと比較するのはどうかという気もするけど、一年前と大して進歩のない自分に恥じ入るばかりです。
朝はロングトーン、夜はアンサンブルが基本で、初日は泉の家に来ていた子供たちにアンサンブルを披露。喜納昌吉(ずっと嘉納だと思っていた…)の「花」などをやらせて頂いた。あとは、モーツァルトのカノンですか。
二日目の夜はジャムセッションジャムセッションは難しい…。先生は、沢山聞いて演奏しているうちに色んなフレーズのストックが出来る…っていうけど、たった今はそんなストックないですから!
あとは、拍を意識を向けるということを強調されていました。2/2拍子、4/4拍子、6/8拍子…それぞれの持つリズム感をベースに楽譜に書かれた強弱記号やアクセントからもっと多くの情報を引き出す…というか。歌うように演奏できるようになれればいいんですが。
で、その後は飲みながらポップスを適当に演奏する会に。先生とジャンベで(念願の)ドラム合戦ができたw


海は土日とも泳げてラッキーだった。大島は岩場が多いから水がきれいだし、ちょっと泳ぐだけで魚を沢山見かけられるし。黒潮に乗って南方系の魚がやってきているので、鮮やかな色の魚を見ることができる。でも、魚の名前が殆ど分からないんだよなあ…。
でも、遊んでいるうちに岩礁地帯に入り込んで体をしたたかに打ってしまった…。体中を切っちゃって血塗れになって帰ったときにはみんなからびっくりされてしまった。そして、一緒にいた人の話だと小一時間くらい潜っていたらしいので、体温もかなり下がっていてちょっと泳ぎすぎた。自重。


星も物凄くきれいで、天の川まで見えるくらいだったのに星や星座の名前が分からない…。夏の大三角形なんて知識で知っていても見つけ方が分からなければ仕方ないなあ。星座早見盤とか必要よね。
あと、双眼鏡も星が多いなあ…って感想はでるけど、基本的には早見盤とか見て暗い星を確認するのに使うんでしょうな。


三日目は朝一の練習の後動物園でゾウガメを眺めて帰途につく。
みんなは13時半のフェリーで、自分は15時の高速船で熱海に。みんなを見送っていたらちょっと悲しい気分になった。
熱海からは、小田原から小田急を使うと案外早かった。新幹線使わなくても2時間強で着くっぽい。


なんだかんだあったけど、やっぱり楽しい夏休みだったなあ。また来年も。